スタジオソータから発売された、紡ギ箱 ~第3節~ 異存 のボックストイ版をレビューしていこうと思います。造形作家であるYoshi.(@Yoshi6054)氏が手がける紡ギ箱シリーズのフィギュアのボックストイ版です。私初めての紡ギ箱シリーズ購入です。レビューは以下のラインナップです。
基本情報
🔥ボックストイの展開も決定🔥
— スタジオソータ【公式】 (@SOTA170317) April 23, 2024
ボックストイ「紡ギ箱 ~第3節~ 異存」
ボックストイはメタルブラックver.が豪華仕様✨️
各ラインアップにプトゥンのキーチェーンが付属!
価格は770円(税込)🛒
ホビーショップなどにて2024年9月発売予定🗓️#紡ギ箱 #スタジオソータ pic.twitter.com/Kx8MBaHjuB
今回の商品名に付いている「異存」とは、簡単に言えば色違いバージョンを意味しているようです。また、「紡ギ箱」シリーズの設定に関しては、Yoshi.(@Yoshi6054)氏のポストや、シナリオを書いているいちみ氏のnoteにて知ることができます。
最期ノ器【ストラ】 カラーver.
早速レビューしていきます。こちらはストラのカラーバージョンの内容物です。組み立て方説明書と第3節の解説ミニブックが付属しています。
ミニブックはこんな感じ ラインナップごとに異なるようです。裏面もあります
こちらはボックストイ版に付属しているプトゥンのキーチェーンです。全6色あるようです。プトゥンは業を持って死んだ人の生まれ変わりらしいです。こちらのラインナップには紫色のプトゥンが付属しています。
台座?が付属しています。
また、【黒裁人】に取り付けることができる【暴虐の翼】が付属しています。
ストラ本体はこんな感じです。組み立ては頭部と胴体をジョイントではめ込むだけなので簡単です。
ストラはプトゥンの一種であり、生み出した智人(主人公)の意思が反映され、強固な外殻を纏っています。
全高は約50㎜です。
横から 金属のような光沢があり、強固さが分かります。
後ろ 小さな尻尾と足がかわいいです。
頭部はこんな感じ 何だか引きこまれそうな眼をしています
台座に載せてみました。きれいに収まります。
最期ノ器【ストラ】 メタルブラックver.
こちらはストラのメタルブラックカラーの内容物(ミニブック類を除く)です。通常カラーと内容物はほとんど変わりません。
こちらには水色のプトゥンのキーチェーンが付属しています。
【暴虐の翼】のメタルブラックver.も付属しています。
台座に載せて正面から
側面
背面
カラーver.と比べると細部の色味が少ないですが、どす黒い感じがしてカッコいいです。
混沌ノ牙【黒裁人】カラーver.
こちらは黒裁人のカラーバージョンの内容物です。他のラインナップより中身がぎっしり詰まっていて重たいです。
黒裁人に関するミニブックが付属しています。
青色のプトゥンのキーチェーンが付属しています。
黒裁人を組み立てるとこんな感じです。かなり大きい。彼はプトゥンを守る存在ですが、色々あって怒りや憎しみを纏っているキャラクターです。詳しくは以下のインタビューで説明されています。
オリジナルフィギュア『紡ギ箱〜第3節〜』がスタジオソータから発売開始!総監督Yoshi.さんデザイン&造形インタビュー! | TOPICS | スカルプターズ・ラボ
自立は難しいため、ハサミ型スタンドを使用しています。
全長は15㎝を超えます。普段使用しているものさしを上から掴めてしまう程の大きさです。
側面
背面 人のような、人でないような不気味なカッコよさが背面からも伝わってきます。
顔のアップ 眼の塗り分けもされています。
胴体 胴体だけで3パーツに分かれており、細かいポージングが可能になっています。
背中 ストラに付属している暴虐の翼を取り付けられるようになっています。他にも遺種侵蝕態の腕などを取り付けられるようです。
手 細くて鋭い指も丁寧に塗り分けがされています。
脚 膝関節は二重関節になっており、大きく膝を曲げられるようになっています。
足 ハイヒールみたいになっており、つま先は上下に可動します。
全体の可動域が広く、様々なポージングを取ることができます。
手足が長いのでダイナミックで迫力があります。
膝の二重関節のおかげで立膝もできます。
何か浴びてるっぽいポーズ
暴虐の翼を取り付けるとこんな感じです。堕天使みたいになります。
背面 禍々しさがあってかっこいいです。翼やバーニアのはめ込み部分が緩く外れやすいので注意です。翼を動かす際、付け根を持って動かさないとパーツがねじれそうになるのでその点も注意です。
これはカッコいい構図で撮れたやつ
箱庭ノ悪意【遺種侵蝕態】カラーver.
こちらは遺種侵蝕態のカラーバージョンの内容物です。なぜかアクリル板が付属しています。
遺種侵蝕態に関するミニブックが付属しています。
赤紫色のプトゥンのキーチェーンも付属しています。
内容物を組み立てるとこんな感じです。こちらのラインナップは黒裁人の換装パーツであるため、単体ではフィギュアは成り立ちません。
そしてこちらが黒裁人と組み合わせた遺種侵蝕態です。遺種侵蝕態とは黒裁人が変異し暴走した姿です。ちなみにミニブックには“異種侵蝕態”表記となっています。
手足が鋭くなり、より禍々しい姿になります。全長は約20㎝です。
側面
背面
頭部はこんな感じです。黒裁人の頭部をまるっと入れ替えます。角が生えるほか、顎が可動するようになり、表情を作ることができます。顎の関節は緩めのため、すぐに大口を開けてしまいます。
腕 肩に追加パーツを取り付け、肘から下を入れ替えます。肘の突起と大きな手が特徴です。また、手首にジョイントが追加されます。
遺種侵蝕態の指は一本一本にボールジョイントがついており、少しではありますが可動します。
脚は膝から下を入れ替えます。膝の突起や足指の鋭さが特徴です。黒裁人にはあった足指のジョイントが無くなってしまいますが、足が大きくなる分安定して飾りやすいです。軽く膝を曲げた状態が私の好みです。
全体の可動域は黒裁人から遺種侵蝕態になると顎、手首や指の関節が増え、よりダイナミックにポージングを取ることができます。
大笑い
この遺種侵蝕態に暴虐の翼を取り付けることで完全体となります。
手足指が長いと遠近の迫力がより増します。
混沌ノ牙【黒裁人】メタルブラックver.
続いては、黒裁人のメタルブラックバージョンを組み立てていこうと思います。
こちらには金色のプトゥンのキーチェーンが付属しています。
黒裁人を組み立てるとこんな感じです。赤黒い禍々しい色になっています。
正面
側面
背中
顔のアップ カラーバージョンと異なり、目の塗分けはありません。
胴体 体の凹凸で色の濃淡があるため、ディテールの細かさがより際立ちます。
背中 暴虐の翼を取り付けるための穴があります。
手 爪の塗分けはありません。
脚 メタルブラックカラーの方が筋肉の色に近いためか、グロさを感じます。
足 こちらも爪の塗分けはありません。
カラーバージョンとは色が異なるだけなので可動域は変わらず非常に良いです。
ライダーキック?
ヒーロー着地もできます。
暴虐の翼を取り付けるとこんな感じです。
背中側から見ると、翼の溝の赤色が際立っていてグロカッコいいです。
カッコよさげなポーズ
箱庭ノ悪意【遺種侵蝕態】メタルブラックver.
では、最後に遺種侵蝕態のメタルブラックバージョンを組み立てていきます。内容物はカラーバージョンとほとんど違いはありません。
プトゥンはシルバーカラーの物が付属しています。
パーツを全て組み立てるとこんな感じです。
黒裁人と組み合わせるとこんな感じです。禍々しさに刺々しさも加わり、より凶悪さが増します。
側面
背面
口は大きく開閉します。ここの開閉部分は緩めです。目の塗分けはありませんが、これはこれでカッコいいです。
インパクトのある腕部分は、肘から下を交換し、手首にジョイントが追加されます。
指にもジョイントが追加されますが、あまり動きません。
足部分は膝から下を交換し、刺々しい巨大な足になります。足指の可動が無くなりますが、接地部分が増えたことで立たせたときの安定感が増しています。
ポージングを付けてみました。個人的には手首のジョイントが増えたことで、大きな手を活かしたポーズが取れるようになって良いと思います。
大笑いするポーズも大きな手のおかげでこの通り、ダイナミックになります。
遺種侵蝕態に暴虐の翼を取り付けることで、黒裁人は完全体となります。堕天使みたいでカッコいいです。このメタルブラックカラーだと、筋肉部分がむき出しのグロいカッコいい怪物にも思えますし、長い間動かずその地に留まり続けていたことで色が劣化している伝説の怪物、みたいな感じがします。(このニュアンスは伝わるだろうか・・?)
カッコよく撮れた一枚 手足が長いと遠近感のあるカッコいい写真が撮れて良いです。
まとめ
以上、紡ギ箱 ~第3節~ 異存(ブラインドボックス版)のレビューでした。初めて紡ギ箱シリーズを購入したのですが、設定から引き込まれそうで、もっと早くから触れておけばよかったと思いました。フィギュアのクオリティはストラだけでも造形が細かくて素晴らしいことが分かります。ダークファンタジーが好きな方は是非手にしてもらいたいフィギュアです。ゲーム開発の企画も進んでいるみたいなので、そちらも気になる所です。
今回の記事は以上になります。最後まで読んでくださってありがとうございました!
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